デンマークの医療

先週やっと2ヶ月前に予約を入れておいた婦人科検診に行って来ました。

それでデンマークの医療制度ってなかなかよくできてるなーって思ったので今日はそれについて。

だいたいデンマーク人って医療費タダなのに薬とかお医者にあんまり頼らないっつーすごいところがあります。

デンマークでは風邪くらいだったら薬も飲まずに仕事休んで家で寝て治すっていうのが主流みたい。おデブも風邪引いた時には薬は飲まずにひたすら寝てます。

だいたい日本人は風邪で熱があっても仕事は休みにくいし休んでも3、4日とかなんではないかと思うけどこちらではがっつり1週間とか10日すぐ休むのでいつもすごいなーなんて思ってます。

でもデンマーク人があまり医者に行かない理由が今回の検診でなんとなく分かった。

考えてみると、そりゃ普通2ヶ月も待たされるなら行かないわ。

普通治っちゃうもんねー。

まっそれでも日本の医者のかかり方とちょっと違うのは、デンマークには国民ナンバーを一人一人が持っててお医者に行ったらまずはそのカードをピッすると

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医者との問診とか診察内容が担当医によって記録されます。自分の診察経歴は全部国民ナンバーで残ってるから他のお医者を勧められても日本みたいに一筆書いてもらう必要ないし、毎回毎回医者が変わったからって説明初めからする必要がない!これは大事!

 

あと診察が終わると数日の間に自分の「ボックス」っていう国民ナンバー管理してるウェブを確認すると(本当は予め登録しておいた連絡先に「ボックス」チェックしてねーっていうメールが入るからわかる)お医者が出した診察結果とか他の専門機関に行く必要あるならそこに何時何分予約入りましたとか(変更ももちろん可能)そこまでの行き方だとか必要な情報が送られて来ます。 

 

こういうのってすごく便利だなーって思った!

 

私は今回大きな病院で治療受ける必要があるみたいなのでその予約入れてもらったんだけどその病院が遠かったから住んでるオデンセー市内の病院にしてもらいました。

 

あっ後、もう一つ感心したのはお医者とのコミュニケーション!一番初めにあったかかりつけ医者はおっさんだったからか英語で話してもいい?って聞いたら「いいよ!」って言ってくれたのに意思の疎通が全然できなくておデブに介入してもらわなきゃいけなかったけど婦人科の先生は超ペラ子さんだったのですんごい楽だったー!

 

デンマークの医療のお話は今後もちょくちょく話すことになるんじゃないかと思うのであしからずー